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2010/02/12

無線ブロードバンドルーター

無線LANを使用することで、手軽に家庭内LANを構築することができます。

家庭内LANを構築するための方法は沢山ありますが、人気があるのは無線LANを使用する方法です。
人気の理由は以下のようなことが考えられます。

・ケーブル配線が不要なため自由なレイアウトが可能
・市販製品が豊富で導入方法も簡単になっている

無線LANは設定が難しいと思われている方もいると思いますが、多くの製品は設定を自動で行ってくれる機能を持っています。
初心者の方でも導入はそれほど難しくありません。

家庭内LANを構築するときに大変便利なネットワーク機器が、ブロードバンドルーターです。
ブロードバンドルータを1台用意するだけで、簡単に家庭内LANが構築できます。
ブロードバンドルータとは、FTTH(光接続)やADSLなどのブロードバンド回線利用環境に適した、小規模ネットワーク向けのルータです。
一般家庭向けの製品が数多く販売されており、低価格ながらも豊富な機能を備えています。
家庭内LAN構築には最適なネットワーク機器です。
大きな特徴は、アドレス変換(NAPT)機能により、複数台のパソコンでインターネット接続環境を共有できることです。
利用しているプロバイダに特別な制限事項が無ければ、家庭内にある複数台のパソコンで同時にインターネットを利用できます。
ブロードバンドルータを使用することで、1つのインターネット接続回線を複数台のパソコンで共有できます。

ブロードバンドルータを使用すると、パソコンを直接インターネットに接続するのに比べて、セキュリティが向上します。
先に述べたアドレス変換機能や、パケットフィルタリング機能によって、インターネット側からの一方的なアクセスを遮断できるからです。
ネットワークを介して広がるウィルスなどの対策にもなります。

家庭内LANで使用する、ローカルIPアドレスなどのネットワーク設定を、ブロードバンドルータで一括管理することができます。
パソコンには、「IPアドレスを自動的に取得する」と設定しておくだけで、ネットワークに接続できるようになります。
ブロードバンドルータには、このページで紹介した他にも様々な機能があります。
使用環境や用途に合わせて、設定を細かく変更することも可能です。ブロードバンドルータの機能を正しく使いこなせれば、家庭内LANの活用方法は広がっていくと思います。

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